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取締役会

取締役会の役割

取締役会は、当社グループにおける企業理念の制定・改定、中長期経営戦略、全社計画等の重要な経営方針や経営計画の策定・改定といった戦略的な事案や特に重要な事案の審議・決定を行い、また、定款の定めに基づき経営陣に委任した一部の重要な業務執行案件につき報告を受けることにより経営陣による業務執行の監督を行います。


取締役会の構成・多様性

  • 当社の取締役会は、監督機能を強化し、審議により一層の客観性・透明性を持たせるべく、独立性の高い社外取締役を過半数とする構成としています(取締役15名(うち、監査等委員である取締役4名)のうち過半の11名が独立社外取締役(うち、監査等委員である独立社外取締役4名))。また、独立社外取締役が取締役会の議長を務めています。
  • 当社は、バリューに基づいて研究開発を行うグローバル・バイオ医薬品企業であり、グローバルに事業活動を展開する当社の経営および事業戦略の審議や策定に必要な知識・経験・能力のスキルを特定した上で、そのバランスを確保するため、国籍や性別、経歴、年齢にとらわれず社内外の人材を起用しています。
  • 当社の取締役は当社への助言・監督に必要なスキルをバランスよく保有しており、取締役会の議論をより戦略的なものにしています。詳しくは当社スキルマトリックスをご覧ください。
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独立役員の指定

当社は、株主共同の利益を実現するために真に重要と考える社外取締役の独立性および当該取締役が備えているべき資質について基準を定めており、その基準を満たす社外取締役を全て独立役員に指定しています。


独立社外取締役の社内情報へのアクセス・意見交換会

  • 独立社外取締役は、必要があるときまたは適切と考えるときはいつでも、社内取締役および従業員に対して説明もしくは報告を求め、または社内資料の提出を求めることができることとしています。
  • 独立社外取締役は、定期的に、独立社外取締役のみをメンバーとする独立社外取締役意見交換会を開催し、当社の事業およびコーポレート・ガバナンスに関する事項等について自由に議論し、認識の共有を行い、経営陣にその結果をフィードバックしています。

取締役への研修、サポート体制

  • 当社は、取締役の就任時に、当社の会社概要、価値観(タケダイズム)、ガバナンス、経営戦略等の情報、製薬業界の動向、善管注意義務/忠実義務等の法的責務等に関する情報を提供しています。また、就任後も、有用な情報、研修機会等を提供しています。また、社外取締役に対しては、上記に加え、就任時に、当社や製薬業界固有の情報を提供し、また就任後も、かかる情報を継続的に提供することに加え、必要に応じて、執行側からの勉強会や重要な事業拠点訪問等の機会を提供しています。
  • 社外取締役に対しては、その適確な判断に資するために、各部門の連携のもと経営に関わる重要事項に関する情報を遅滞なく提供するとともに、取締役会の議題内容の事前説明を行っています。

取締役会の実効性評価

取締役会の実効性については、第三者機関を起用し、取締役全員を対象として、個別にアンケートおよび/またはインタビューを、個々の意見を求めやすい方法により、原則として、毎年実施しています。それに基づき取締役会で分析・評価を行うことにより、さらなる実効性の向上を図っています。詳しくはコーポレート・ガバナンス報告書をご覧ください。