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2000- 世界的製薬企業に向けて 

2006年までに動物薬事業、ビタミン事業、化学品事業、食品事業、農薬事業、生活環境事業の医薬外事業の再構築を実施。
ドイツの医薬品販売合弁会社、タケダ・ファルマ(有)を全額出資子会社とし、同社100%所有の販売子会社「タケダ・ファルマ・オーストリアGes.m.b.H 」および「タケダ ・ファルマ・スイス(株)」の経営権を取得しました。 
また同年原薬製造工場の武田アイルランド製薬(株)を当社初の医薬品バルク(原薬)の海外生産拠点として設立し、その後、2009年に製剤・包装工場の武田アイルランド(株)と統合しました。
米国のバイオベンチャー、シリックス社を統合し、当社のグローバル研究開発ネットワークに組み入れ、武田サンディエゴ(株)に名称を変更しました。 
シリックス社は、タンパク質の高速線結晶構造解析技術を有しており、この統合により、当社にとって初の米国研究拠点を設けることになりました。
ロゼレム(一般名:ラメルテオン)従来の不眠症治療剤とは作用機序が異なる、自然に近い生理的睡眠を誘導するメラトニン受容体作動薬。抗不安作用や鎮静作用によらず睡眠をもたらす医薬品です。
欧州における事業基盤強化を目的に、タケダグループの欧州6ヶ国の販売会社を包括的に管理する販売統括会社を英国・ロンドンに設立。
1970年代中頃から本格化した米国事業強化の集大成の一つとして、また、当社の米国における更なるプレゼンスの強化の礎として武田ファ-マシューティカルズ・ノースアメリカ(株)および武田グローバル研究開発センター(株)の新社屋を落成しました。
当社は、財務情報だけではなく、人権・環境・コミュニティへの取り組みなど非財務情報を取り入れた「統合報告書」として、アニュアルレポートを発行してまいりました。 
「CSRデータブック」は、非財務情報に関して、さらなる説明責任を果たすために、アニュアルレポートの記載内容により詳細な情報を加えて再編集したものです。環境への負荷に配慮し、PDF版・電子ブック版のみ作成しています。
当社は、財務情報だけではなく、人権・環境・コミュニティへの取り組みなど非財務情報を取り入れた「統合報告書」として、アニュアルレポートを発行してまいりました。 
「CSRデータブック」は、非財務情報に関して、さらなる説明責任を果たすために、アニュアルレポートの記載内容により詳細な情報を加えて再編集したものです。環境への負荷に配慮し、PDF版・電子ブック版のみ作成しています。
当社は、財務情報だけではなく、人権・環境・コミュニティへの取り組みなど非財務情報を取り入れた「統合報告書」として、アニュアルレポートを発行してまいりました。 
「CSRデータブック」は、非財務情報に関して、さらなる説明責任を果たすために、アニュアルレポートの記載内容により詳細な情報を加えて再編集したものです。環境への負荷に配慮し、PDF版・電子ブック版のみ作成しています。 
CSRデータブック
英国のパラダイム・セラピューティック社および同社のシンガポール子会社を統合し、マルチINDエンジンのさらなる整備と強化を図りました。 
パラダイム・セラピューティック社は1999年にケンブリッジ大学の研究者によって設立され、当社の重点疾患領域の多くパラダイム社と合致しています。パラダイム・セラピューティック社および同社のシンガポールの子会社はそれぞれ「武田ケンブリッジ株式会社(TCB社)」および「武田シンガポール株式会社(TSP社)」に名称変更しています。
当社はアボット社との合意に基づきTAP社の会社分割を実施し、TAP社は当社の完全子会社となりました。同年7月には、TAP社を武田ファーマシューティカルズ・ノースアメリカ株式会社(TPNA社)に合併した上で、TAP社保有の開発機能については武田グローバル研究開発センター株式会社(TGRD社)に集約しました。
ミレニアム社は世界有数のバイオ医薬品企業であり、癌領域における強力な研究開発パイプラインを有しています。研究機能においては、革新的な研究により創薬ターゲットを開拓してきたプロテインホメオスタシス分野のパイオニアです。ミレニアム社の癌領域における卓越した知識・技術・経験は、当社と高い相互補完の関係にあることから、大きな相乗効果を生み出しています。
アジア地域における事業基盤強化を目的に、当社グループのアジア5ヶ国の販売会社を包括的に管理する武田ファーマシューティカルズ・アジア(株)をシンガポールに設立しました。 
また、グローバルでの臨床開発の推進や製造・販売に関する承認申請に向けた最適な体制整備の一環として、アジア・オセアニア地域における臨床開発を行う武田クリニカル・リサーチ・シンガポール(株)をシンガポールに設立しました。
デクスラント(一般名:デクスランソプラゾール)はプロトンポンプ阻害剤で初めて、時間差をおいて2段階で薬剤が放出される製剤設計を実現。胃酸分泌を強力かつ持続的に抑制します。
ユーロリック(一般名:フェブキソスタト)は帝人ファーマ社が創製した痛風・高尿酸血症治療剤。痛風の原因となる尿酸生成合成酵素を阻害することにより、優れた尿酸低下効果を示します。 
「人権」、「労働」、「環境」、「腐敗防止」からなる10原則を支持し、企業活動全般に取り入れています。また、CSR専任組織を設置し、タケダのCSR活動の充実を図っています。
当社は、長期的・継続的な視点に立って、途上国の人々の保健医療アクセスを高める活動を支援しています。「世界エイズ・結核・マラリア対策基金(世界基金)」を通じてアフリカ3ヵ国の保健医療人材の育成を支援する寄付プログラム「タケダ・イニシアティブ」を2010年から10年間にわたって実施します。 
例えばナイジェリアでは、タケダ・イニシアティブの資金を充当した人材育成支援プログラムにより、2012年に11,000人以上の教師が研修を受け、120万人以上の生徒が研修を終えた教師からエイズ教育を受けました。このような取り組みにより、ナイジェリアの若者のHIV陽性率は減少傾向にあります。
当社では、グローバルに、より統一の取れた事業運営を行っていくため、グループ各社に共通するコンプライアンスの基本ルールとしての「タケダ・グローバル行動規準」 を制定しています。
アジルバ(一般名:アジルサルタン)新規のアンジオテンシン受容体拮抗剤(ARB)。臨床試験において、既存のARBと比較し、優れた降圧作用が確認されています。
湘南研究所は、大阪の十三研究所とつくば研究所を統合して誕生しました。創薬イノベーションを加速するグローバル研究拠点で、約1,200名の研究者が結集し、研究開発プロセスの初期である創薬ターゲットの探索、候補化合物選定から上市までの非臨床研究に取り組んでいます。
2011年9月、スイスの製薬会社ナイコメッド社の統合を完了しました。ナイコメッド社はヨーロッパおよび新興国において高いプレゼンスを誇る企業で、この統合により、タケダは70カ国を超える国々へとその販路を広げ、世界中のより多くの患者さんと医療関係者に医薬品を届けるための販売体制と専門性を充実させた。
当社は、2011年1月より、国連グローバル・コンパクトの「LEADプログラム」のメンバーとして、約60社のグローバル企業とともに、「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」からなる10原則の実践と普及をリードする活動を推進しています。
アリナミンの収益の一部を寄付金として、東日本大震災による被災地の復興を長期的・継続的に支援している。
ワクチンは近年、世界の公衆衛生の向上に対する多大なる貢献する優れた医療であり、当社では、日本において60年以上にわたるワクチン事業をグローバルに展開することを決定しました。 
今後は、日本のワクチン事業に関しても、一層の強化を図るとともに、小児用ワクチンの自社開発を継続し、革新性の高い製品や新規基盤技術の導入を通じてパイプラインを拡充していきます。

・URLファーマ社を統合:痛風・高尿酸血症治療剤「コルクリス」(コルヒチン)で製品ラインナップを強化しました。 

・マルチラブ社を統合:ブラジルでの事業体制を強化しました。 

・リゴサイト社を統合:ワクチン事業を強化しました。((現 武田ワクチン(モンタナ) Inc.) 

・エンボイ社を統合:新規創薬標的の特定を可能にする創薬基盤強化など戦略的投資も積極的に行っています。

当社は、「グローバルEHS方針」および「グローバルEHSガイドライン」に基づき、グループ全体が一丸となって EHS における社会的責任を果たしていきます。水資源問題や生物多様性保全など、国際社会におけるさまざまな課題に応える活動を進めていきます。製品ライフサイクルにおける環境に与える影響の把握と分析や、環境会計の精緻化を今後の課題として認識しており、「LIME」なども活用して取り組みを推進します。
シアトルジェネティクス社から導入した、悪性リンパ腫治療剤です。アドセトリス(一般名:ブレンツキシマブ ベドチン)」を欧州(2012)と日本(2014)で発売しました。希少疾病である、再発・難治性のホジキンリンパ腫や全身性未分化大細胞リンパ腫などの患者さんにとって、新たな治療選択肢となる医薬品です。
ロトリガ(一般名:オメガ-3脂肪酸エチル)はプロノバ社から導入した高濃度のオメガ3脂肪酸製剤。日本で初めてEPAとDHAの両成分を含有した医療用医薬品です。
ネシーナ(一般名:アログリプチン安息香酸塩)は武田カリフォルニア Inc.が創製した、インスリン分泌を高めるホルモンであるグルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)を分解する酵素(DPP-4)を阻害することにより血糖値を下げる2型糖尿病治療剤です。
WEPsは、国連グローバル・コンパクトとUN Womenが共同で策定した、女性のエンパワーメントに自主的に取り組む企業の行動原則です。当社は2012年12月に、支持声明書に署名しました。WEPs7つの原則に基づき、女性の力を企業活動に活かす取り組みを強化していきます。特に日本では、他の先進国と比較して改善余地の大きい分野であり、当社においては女性が輝く企業を目指して、環境の整備、人材の育成を今後さらに加速させていきます。
インビラージェン社(米国)の統合により革新的なパイプラインと生ワクチンと不活化ワクチン基盤技術を獲得し、グローバルワクチン市場でのプレゼンスを大きく向上させることができました。

デンマークのLundbeck社から導入した成人の大うつ病治療薬です。既存薬と異なる薬理作用によって、多くの患者さんのうつ病治療に貢献するものと期待されています。 

*製品名をブリンテリックスからトリンテリックスに変更しました(2016年) 

エンティビオ(一般名:vedolizumab)は、既存の治療薬で効果が得られなかった炎症性腸疾患の患者さんに新たな治療選択肢を提供する画期的な製品であり、タケダが2014年6月に欧州と米国の両地域で上市しました。
多発性骨髄腫治療剤「ニンラーロ」は世界初の経口プロテアソーム阻害剤として、2015年米国で発売されました。 
「ニンラーロ」は、ノーベル賞を受賞した科学技術に基づき、数十年にわたる多発性骨髄腫研究によって生み出れた製品です。
タケダと 京都大学iPS細胞研究所(CiRA サイラ)は、iPS細胞技術の臨床応用に向けた共同研究プログラムT-CiRA を開始しました。
この統合によりタケダは固形がんをグローバルポートフォリオに加え、オンコロジー領域のパイプラインを強化しました。
湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)は、日本初の製薬企業主導によるエコシステムで、オープンでイノベーティブな環境で最新のヘルスケアソリューションを創出します。
多様な働き方とクリエイティブな仕事を生み出す職場環境となるように、設計されています。
タケダは東京証券取引所とNYSEの双方に上場される唯一の医薬品企業となりました。
タケダは約80の国・地域に拠点を持つ、研究開発型バイオ医薬品のグローバルリーディングカンパニーとなります。
タケダグローバル本社の1階にTAKEDA LIFE THEATERをオープンしました。地域社会の医療と健康増進に貢献します。