ウェーブ1パイプラインの市場機会に関するカンファレンスコールにおいて、当社の経営幹部および研究開発部門の幹部より、今後10年の当社の売上収益に大きく貢献する可能性のあるパイプラインポートフォリオの最新情報を公表しました。ウェーブ1パイプラインは、患者さん、従業員、そして地球に対する取り組みを通じ、生活を一変させる治療薬を創出し、お届けするという当社のビジョンを反映したものです。
高水準のイノベーションを維持
ウェーブ1パイプラインには、ベスト・イン・クラス/ファースト・イン・クラスの治療薬となりうる独自の12の新規候補物質から構成されており、いずれも2024年度までの承認取得を目指しています。12のすべての新規候補物質について、重要なデータ読み出しや重要な臨床試験開始などの開発後期のマイルストン達成が近い将来見込まれています。現時点で5件は米国食品医薬品局(FDA)よりブレークスルーセラピー指定を、3件はFDAよりファストトラック指定を受けています。さらに、1件は日本の厚生労働省の先駆け審査指定制度の対象品目に指定されており、他の1件は、中国国家食品薬品監督管理局より初めての多国籍バイオ医薬品企業に対するブレークスルー指定を受けています。
ウェーブ1パイプライン以降
ウェーブ1パイプラインのほか、社内の研究能力と現在進行中の200以上の外部とのパートナーシップからなる当社の世界レベルで最先端の研究体制を通じ、当社は、2025年度以降の持続的成長につながるウェーブ2パイプラインにおいて次世代治療薬の創出を着実に進めています。ウェーブ2パイプラインは、当社の重点疾患領域全体にわたるアンメットニーズの高い患者さんに対する、劇的な改善や治癒の可能性のある治療薬で構成されています。これらの新規候補物質は、ヒトでの有効性が明確に確認された多様なモダリティ(創薬手法)ならびに細胞治療や遺伝子治療、データサイエンスにおける新規基盤技術を駆使して開発しています。
TAK-721やTAK-003の最新のデータや情報などが掲載されたプレゼンテーション資料を含め、ウェーブ1パイプラインの市場機会に関するカンファレンスコールの当日の様子は、https://www.takeda.com/jp/investors/ir-events/で視聴いただけます。
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