当社は、このたび、第47回欧州骨髄移植学会(EBMT)年次総会のプレジデンシャルシンポジウムにおいて、TAK-620(一般名:maribavir)の臨床第3相試験であるTAK-620-303(SOLSTICE)試験のサブグループ解析結果を発表しましたのでお知らせします。この解析結果は、全無作為化集団から得られた有効性を支持するものです。ベースラインで遺伝子型抵抗性CMV感染の移植患者において、投与8週時(投与期終了時)でCMV血症の消失が達成された割合は、既存の抗ウイルス療法群(治験責任医師が定めた治療法[IAT]で、ガンシクロビル、バルガンシクロビル、ホスカルネットもしくはシドフォビルのいずれか1剤またはその併用)(20.3%、14/69)と比較して、maribavir投与群では3倍以上(62.8%、76/121)でした。(調整群間差[95%信頼区間]:44.1%[31.3、56.9])
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