実質的な売上収益は+6.7%の増収、タケダの成長ドライバーが牽引
売上収益の力強い増収とグローバル経費削減イニシアチブが寄与してEPSは2桁台の成長
キャッシュ・フローの着実な改善により財務レバレッジは低下
チーフ フィナンシャル オフィサーのジェームス・キーホーは、「タケダの成長ドライバーは引き続き力強く成長し、コスト管理の取り組みとあわせ、2桁台の利益成長と利益率の大幅な改善に貢献しました。また、多発性骨髄腫治療剤「ベルケイド」の増収影響を踏まえ、通期の業績見通しを引き上げました。コア・アーニングスの対売上収益比率は約3.0ポイントの向上を見込んでいます。当社は、中期的な優先事項である「Grow Portfolio(事業ポートフォリオの成長)」、「Rebuild Pipeline(研究開発パイプラインの再構築)」、「Boost Profitability(利益率の向上)」に取り組むことによって、引き続き、患者さんと株主の皆様に価値をお届けしてまいります」と述べています。
2017年度第3四半期累計(4-12月期)の財務ベース連結業績
(億円) |
2016年度 |
2017年度 |
成 長 |
|
財務ベース |
実質的な成長率2 |
|||
売上収益 |
13,158 |
13,696 |
+4.1% |
+6.7% |
コア・アーニングス1 |
2,283 |
2,927 |
+28.2% |
+32.8% |
営業利益 |
2,174 |
3,223 |
+48.2% |
- |
当期利益3 |
1,657 |
2,409 |
+45.4% |
- |
EPS |
212 円 |
309 円 |
+45.5% |
+25.8% |
1 コア・アーニングスは、売上総利益から販売費及び一般管理費、および、研究開発費を控除して算出します
さらに、非定常的もしくは本業に起因しない(ノン・コア)事象であり、かつ、金額の大きい影響を調整します
2 実質的な成長率とは、持続的な事業活動のパフォーマンスを実質的に把握する目的で、当期と前年同期の業績を共通の基準で比較したものであり、為替影響および事業等の売却影響を除いています
3 親会社の所有者帰属分
2017年度のマネジメントガイダンス:ベルケイドの増収影響を踏まえ上方修正、実質的なコア・アーニングスは「20%台後半」の成長率を見込む
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前回公表マネジメントガイダンス |
今回公表マネジメントガイダンス |
実質的な売上収益 |
1桁台前半 |
1桁台半ば |
実質的なコア・アーニングス |
10%台後半 |
20%台後半 |
実質的なコアEPS |
10%台半ば |
20%台半ば |
1株当たり年間配当金 |
180円 |
180円 |
2017年度の財務ベースの公表予想:ベルケイドのアップサイドを踏まえ、売上収益と利益予想を上方修正、EPSは対2016年度+36.9%、米国の税制改革とテバ社との合弁会社における減損損失影響を織り込む
(億円) |
前回公表予想 |
今回公表予想 |
対2016年度実績 |
売上収益 |
17,200 |
17,450 |
+0.7% |
コア・アーニングス |
2,675 |
2,895 |
+18.1% |
営業利益 |
2,000 |
2,187 |
+40.3% |
当期利益 |
1,520 |
1,573 |
+36.9% |
EPS |
195 円 |
201円 |
+36.9% |
為替レート |
1米ドル= 112円 |
1米ドル= 112円 |
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2017年度第3四半期累計の連結業績の詳細およびその他の決算関連情報については、当社ホームページをご覧ください。https://www.takeda.com/jp/investors/
以上