実質的な売上収益は+6.7%の増収、タケダの成長ドライバーが牽引
売上収益の力強い増収とグローバル経費削減イニシアチブが寄与してEPSは2桁台の成長
キャッシュ・フローの着実な改善により財務レバレッジは低下
代表取締役社長CEOのクリストフ・ウェバーは、「タケダの成長ドライバーは引き続き2桁台の力強い成長率を示し、コスト管理の取り組みとあわせ、利益率の改善に大きく貢献しました。また、アリアド社買収は想定を上回る成果が出ており、研究開発体制の変革に向けた取り組みも非常に順調です。下期には、逆風が吹くことが予想されますが、中期的な優先事項である「Grow Portfolio(事業ポートフォリオの成長)」、「Rebuild Pipeline(研究開発パイプラインの再構築)」、「Boost Profitability(利益率の向上)」に取り組むことによって対応し、通期の業績見通しを引き上げることにいたしました」と述べています。
2017年度上期(4-9月期)の財務ベース連結業績
(億円) |
2016年度 上期 |
2017年度 上期 |
成 長 |
|
財務ベース |
実質的な成長率2 |
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売上収益 |
8,508 |
8,814 |
+3.6% |
+6.7% |
コア・アーニングス1 |
1,310 |
1,871 |
+42.8% |
+44.4% |
営業利益 |
1,621 |
2,343 |
+44.6% |
- |
当期利益3 |
1,243 |
1,728 |
+39.0% |
- |
EPS |
159 円 |
221 円 |
+39.2% |
- |
コアEPS |
139 円 |
181 円 |
+30.0% |
+29.9% |
1 コア・アーニングスは、売上総利益から販売費及び一般管理費、および、研究開発費を控除して算出します
さらに、非定常的もしくは本業に起因しない(ノン・コア)事象であり、かつ、金額の大きい影響を調整します
2 実質的な成長率とは、持続的な事業活動のパフォーマンスを実質的に把握する目的で、当期と前年同期の業績を共通の基準で比較したものであり、為替影響および事業等の売却影響を除いています
3 親会社の所有者帰属分
下期は逆風も通期業績見通しを上方修正
2017年度のマネジメントガイダンス:実質的な利益のガイダンスを上方修正、コア・アーニングスの対売上収益比率は2.0ポイント近い向上を見込む
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前回公表マネジメントガイダンス 2017年5月10日 |
今回公表マネジメントガイダンス 2017年11月1日 |
実質的な売上収益 |
1桁台前半 |
1桁台前半 |
実質的なコア・アーニングス |
10%台半ばから後半 |
10%台後半 |
実質的なコアEPS |
10%台前半から半ば |
10%台半ば |
1株当たり年間配当金 |
180円 |
180円 |
2017年度の財務ベースの公表予想:売上収益と利益予想を上方修正、EPSは+10%の195円
(億円) |
前回公表予想 2017年5月10日 |
今回公表予想 2017年11月1日 |
対2016年度 実績 |
売上収益 |
16,800 |
17,200 |
△0.7% |
コア・アーニングス |
2,575 |
2,675 |
+9.1% |
営業利益 |
1,800 |
2,000 |
+28.3% |
当期利益 |
1,380 |
1,520 |
+32.2% |
EPS |
177 円 |
195 円 |
+32.3% |
為替レート (年間平均) |
1米ドル= 110円 1ユーロ= 120円 |
1米ドル= 112円 1ユーロ= 129円 |
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2017年度上期の連結業績の詳細およびその他の決算関連情報については、当社ホームページをご覧ください。https://www.takeda.com/jp/investors/
以上