この未曾有の時期にあっても、私たちの行動の指針となるのは「Better Health and a Brighter Future」― 世界の人々のより健やかで輝かしい未来に貢献するというミッションであることに変わりありません。私たちは、タケダイズム(誠実:公正・正直・不屈)と患者さん中心(Patient)、社会との信頼関係構築(Trust)、レピュテーションの向上(Reputation)、事業の発展(Business)というバリューに基づいて、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による影響への取り組みを続けています。私たちは、常に患者さんを中心に考えるグローバルな研究開発型バイオ医薬品のリーディングカンパニーとして、何よりも患者さんとコミュニティに貢献することを使命にしています。
今日、このパンデミックそして地域特有の健康問題の緊急事態に効果的に対処するために医療システムを整備するという重要な取り組みとともに、COVID-19との闘いの最前線における取り組みを支援するという私たちの使命は、その緊急性がとりわけ高まっています。当社は既に、COVID-19治療薬となり得る高度免疫グロブリン製剤の開発加速を目指す協力体制であるCoVIg-19アライアンスを創設し、複数の製薬企業と提携していますが、本提携に加え、この度、国連COVID-19グローバル人道対応計画を支援するために、国連事務総長の要請に沿った3つのグローバルなイニシアティブに寄付することを決定しました。
大薮貴子, チーフ グローバル コーポレート アフェアーズ オフィサー
タケダは、保健システムの強化、支援物資と医療ケアへのアクセス改善、ならびに食糧の安定供給を目指し、3つの国連主導機関に対して総額25億円を寄付します。寄付先は、世界的な危機の中でさらなる支援が必要とされる脆弱なコミュニティにおいてすでに支援活動を実施している、国連世界食糧計画(国連WFP)、国連人口基金(UNFPA)、国際原子力機関(IAEA)です。世界の人々の保健医療問題の解決に向けたタケダの長期的な取り組みに基づき、寄付金は、国連の要請に応える形で、COVID-19への対応の最前線で働く人々のニーズに応えるための緊急システムの構築に役立てられます。
寄付の内訳は以下の通りです。
*国連WFPはいかなる製品やサービスの利用を推奨するものではありません。