2020年3月19日
コロナウイルス(COVID-19)の市中感染がより多くの国で深刻化する中、タケダを含むグローバル企業は、感染拡大を緩和するために様々な対策をとっている。タケダ USビジネスユニット プレジデント ラモナ・セケイラにインタビューを行い、会社がどのように事業や働き方を適応させ、患者さんが必要とする支援を確実に受けられるようにしているかを確認した。
タケダはCOVID-19にどのような対応をとっていますか?
新型コロナウイルス感染症への対応は、当社のバリューであるタケダイズムと「患者さん中心、社会との信頼関係構築、レピュテーションの向上、事業の発展」を指針として実施しています。つまり従業員とその家族を守る一方で、患者さん、地域社会、そして多くの人が拠り所としている医療従事者を支援するために、全力を尽くしています。
感染拡大を受けて、会社は働き方を変えましたか?
こうした考えに基づき、既存のテレワークガイダンスを、世界中で働く仲間や医療従事者と関わる外勤の従業員も対象に、可能な限り広範囲で適用します。もちろん国によっては、患者さんに確実に薬が届くようにするためには対面でのやりとりが必要な場合があることも理解しています。そのような場合には、地域の販売チームがお客様と患者さんにとって最善な手段をとることを推奨しています。
対面で会う場合の基本的な指針は何ですか?
どんな人と会う場合でも、感染リスクを減らすために、相手との距離を2メートル以上とること、握手を避けること、手指の衛生管理を含む感染防止ガイダンスを守ることです。
当社の医薬品を継続的に提供し、安全かつ効果的に導入するために、地元の法律や医療関係当局が一対一での面会を要請する場合には、各地域のジェネラルマネジャーが例外的な指示を出すこともあります。
対面での会合の制限に伴いITツールの活用を考えていますか?
もちろんです。当社の従業員はITツールを熟知しており、自宅や他の場所からでもコミュニケーションを取り、生産的に仕事に取り組んでいます。従業員には、可能な限りEメール、電話、WebExなどの会社が提供するツールを活用して、バーチャルで業務を行うよう推奨しています。
最後にメッセージをお願いします