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2019 –タケダ変革の年

豊富な研究開発パイプラインと重点疾患領域への注力が未来への鍵
2019年は、タケダにとって素晴らしい年となった。その理由の1つは製薬業界の世界的なメディアであるScrip(スクリプ)の「Pharma Company of the Year」賞の受賞だ。これは先進的な戦略を遂行し、優れた実績を挙げた企業にScripが贈る、名誉ある賞である。2019年12月4日にロンドンで行われた授賞式には、当社を代表してリサーチ&デベロップメント プレジデントのアンドリュー・ S・プランプ、チーフ エシックス&コンプライアンスオフィサーのムワナ・ルゴゴ、プラズマ デライブド セラピーズ ビジネスユニット プレジデントのジュリー・キムが出席した。 受賞理由はシャイアー社の買収、重点疾患領域への注力、社内ならびに外部パートナーシップを通じたパイプラインの進化等が変革として評価されたのだ。
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持続可能な未来を目指す魅力的なパイプライン
研究開発型の製薬企業の最良の評価指標はパイプラインである。タケダは業界最高水準の多種多様なダイナミックなパイプラインを持ち、いまだ有効な治療法がない疾患への医療ニーズに注力している。

2019年11月現在、タケダは臨床段階にある40の新規分子化合物(NME)を持ち、そのうち36はがん、希少疾患、神経精神疾患、消化器系疾患の重点領域にある。 さらにタケダの研究のパイプラインは低分子化合物の域を超えて多様化しており、現在のプロジェクトの約70%が、バイオ製剤や細胞・遺伝子治療などの革新的な手法に焦点を当てている。

タケダの中長期の研究開発戦略を促進するR&D Day
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代表取締役兼 CEO クリストフ・ウェバーは、ニューヨークと東京のイベントでタケダのR&Dエンジンの力強さを強調した。また、11月中旬にジョージア州コビントンで、プラズマ デライブド セラピー(PDT)事業に特化したイベントを開催した。 これらの投資家向けイベントはシャイアー社の買収後、初めて行われたもので、今後の5年間とさらなる未来のタケダのパイプラインが持つ大きな可能性を示した。

ウェバーは、タケダの価値感であるタケダイズムと「患者さん中心(Patient)」、「社会との信頼関係構築(Trust with Society)」、「レピュテーションの向上(Reputation)」、「事業の発展(Business)」の優先順位が根底にあることを強調した。「患者さんのために正しいことをすることが常に最優先です。革新が進むほど社会との信頼が強化され、この業界の評価が高まります」

投資家向けのイベントでは、タケダの中長期の研究開発戦略を2つの大きな柱として明示した。
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1つ目は、新領域への参入と市場拡大の可能性を持つ14のグローバル製品および2024年度までの短期成長を牽引する14の新製品に適用される可能性のある12の新分子化合物(NMEs)への注力である。

2つ目は、いまだ有効な治療法がない疾患への医療ニーズに向けた革新的で有効な治療を可能にするタケダの重点疾患領域の20以上のプログラムで、これは2025年度以降の持続的成長の道のりである。。これらのプログラムの大半に、細胞治療、遺伝子治療、データサイエンスといった新しい領域を適用する予定だ。

R&D Dayで講演したアンドリュー・ S・プランプは、タケダの可能性を次のようにまとめた。「私たちには、世界規模でヘルスケアを変革できるチャンスがあります。素晴らしい人材が責任感を持ってスピードと柔軟性を発揮し、最高のパフォーマンスを実現し、ているのです」

研究者とタケダの全従業員は、短期的な施策を促進する一方で、長期的な成長を促す次世代プラットフォームを構築している、。世界中の患者さんに、より良い健康で明るい未来を届けるという使命を果たすために、迅速に取り組みを進めている。



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