タケダは、日本の企業・団体におけるLGBTQ+(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーなど)のダイバーシティマネジメントを推進する任意団体「work with Pride(wwP)」の「PRIDE指標」において、最高評価の「ゴールド」を受賞しました。
グローバル・ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)の責任者であるヘイデン・マヤヤスは、ゴールド評価を受賞したことについて、「タケダでは、多様性を認め合う企業文化をつくる事に力を注いできました。今回の受賞はこれまでの取り組みが評価されたものとして、誇りに感じています」と感想を語りました。
Q:PRIDE指標の評価項目はなんですか?
マヤヤス:PRIDE指標では、行動宣言、当事者コミュニティ、啓発活動、人事制度・プログラム、社会貢献・渉外活動の5つの項目について、LGBTQ+に関する企業の取り組みや進捗状況を測定するものです。
ゴールド評価を受けるためには、5つの項目それぞれにおいて高い実績を示す必要があります。
Q:タケダでは、どのように多様性を認め合う企業文化を育んでいるのですか?
マヤヤス:タケダでは、個人の性別、年齢、国籍、人種、宗教、障がい、性的指向や性自認、ライフスタイルなどの属性にかかわらず、すべての従業員が、能力を最大限に発揮し、意欲に基づいて成長できる環境づくりに努めています。日本では、多様性を認め合う企業文化を醸成することにより、心理的な安全に配慮した、複数の取り組みを行っています。
例えば、差別的な言動を容認しない姿勢を明確にし、東京のグローバル本社と大阪本社ビルには、性別に関わりなく、また、車椅子の人も利用できるユニバーサルデザインのトイレを設置しています。最近では、同性パートナーも家族の定義に含め、有給のファミリーサポート休暇制度など、LGBTQ+に関する会社の方針や福利厚生の詳細、関連情報を従業員に提供しています。また、多様な人材の採用に特化した採用ポータルを設置し、タケダでのキャリアに関心のあるLGBTQ+コミュニティのメンバーとの交流を図っています。
Q:今回の受賞について、個人的な感想をお聞かせください
マヤヤス:今回の受賞は、私自身や、タケダのDE&Iチーム、そして会社全体にとって大きな誇りですし、これからさらに向上するという展望を持っています。性的指向に限らず、従業員を尊重し、安心できる職場づくりに取り組むタケダの活動を誇りに思っています。
タケダは、従業員が自分らしく、有意義な日々を送ることができる健全な職場文化を育むためには、多様性に富んだ、包括的で公平な職場環境が不可欠であると認識しています。違いがあるからこそタケダの企業文化が発展し、世界中の患者さんが必要とするものを届けられる能力が強化されると信じています。
タケダのDE&Iへの取り組みについては、こちらをご覧ください。
PRIDE指標は、LGBTQ+の人々が誇りを持って働ける職場の実現を目指して2016年にwwPが策定したもので、日本初のLGBTQ+関連の企業等の取り組みに対する評価指標です。
PRIDE指標の詳細は公式サイトをご参照ください。