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保健システム強化のため、2022年度グローバルCSRプログラムに、新たに4つのパートナーが加わる

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世界の従業員が投票して決めるタケダのグローバルCSRプログラムのパートナー。途上国における保健システム強化を目指して、今年も4つのパートナーが新たに加わりました。

9月13日にグローバルCSRプログラムの新たなパートナーを発表する年次イベントをオンラインで開催しました。昨年を上回る、60カ国、156団体から497人が参加し、タケダの取り組みへの関心の高さを伺わせました。イベントの冒頭、タケダの大薮貴子チーフ グローバル コーポレート アフェアーズ&サステナビリティ オフィサーは、「持続可能なグローバルヘルスを実現するために、私たちはパートナーとの連携や、コミュニティで暮らす多くの人々との効果的な対話により、共にプログラムの設計や測定を策定していく必要があると考えています。また、そうすることによって、新しい視点が育まれるとともにイノベーションが促進され、明るい未来を世界にもたらすことを期待しています」とプログラムの意義について強調しました。

世界の従業員が投票して決めるタケダのグローバルCSRプログラムのパートナー。途上国や新興国における保健システム強化を目指して、今年も4つのパートナーが新たに加わりました。2016年のグローバルCSRプログラム発足以降、79カ国で展開する全24のプログラムに総額197億円を拠出しています。

タケダは、意思決定のプロセスとして従業員を対象とした投票が重要な役割を担っており、今回、23,000人以上の従業員による投票の結果、2022年度グローバルCSRプログラムとして、Ipas、国際NGOプラン・インターナショナル、Pure Earthおよび国連人口基金(UNFPA)を選出しました。

 

支援内容に関するハイライト

  • Ipasに9億9,900万円を拠出し、エチオピア、インドネシア、パキスタンの孤立した地域で暮らす女性と少女を対象に、包括的な性と生殖に関する健康(Sexual and Reproductive Health)サービスへのアクセスを改善するプログラムを支援します。
  • 国際NGOプラン・インターナショナルに4億9,700万円を拠出し、ソマリアの取り残された人々、特に女性器切除(Female Genital Mutilation)の合併症に苦しむ少女と女性の医療サービスへのアクセスを改善するためのプログラムを支援します。
  • Pure Earthに10億円を拠出し、コロンビア、インド、インドネシア、キルギスタン、ペルーなどの国々の子供たちを、脳に永久的な損傷を与える可能性のある鉛中毒から守るためのプログラムを支援します。
  • 国連人口基金(UNFPA)に9億9,800万円を拠出し、アゼルバイジャン、エルサルバドル、インドネシア、マダガスカル、ジンバブエにおけるジェンダーに基づく暴力(Gender-Based Violence)のサバイバーへの質の高いサポートを提供するためのプログラムを支援します。

加えて、人道的支援の観点から国際移住機関 (the International Organization for Migration) に 3 億円を拠出し、紛争や危機により避難を余儀なくされた人々のために デジタルツールの拡充を支援します。