Better Health, Brighter Future
花の高さは145cm
7 月 2 日(土)、当社の京都薬用植物園で 1993 年より栽培するショクダイオオコンニャクが、2017 年の初の開花以来、約 5 年ぶりに花を咲かせました。この開花を受けて、4日間の期間限定で一般公開も行われ約600人が訪れました。
ショクダイオオコンニャクは自生地では7年に一度しか開花しないといわれている植物です。通常は地中の球根から大きな葉が育ち、葉が落ちると休眠期に入るというサイクルを繰り返しますが、極稀に葉ではなく花芽をつけます。球根が十分に成長すると花芽をつけるなどといわれていますが、理由は未だ解明されていません。国内のみならず世界的にも栽培・観察される個体数が少ないため、栽培に関する知見が少なく、花を咲かせるためには、日々の手入れと観察・対応の試行錯誤が必要となり、丁寧な対応と高い技術力が求められます。