世界では、5歳以下の子どもたちが毎年約500万人以上死亡しており、約半数は生後1ヶ月未満の新生児、次に多いのが肺炎や下痢などの小児期感染症によるものです。これらの多くは予防可能であるにもかかわらず、現実とのギャップは大きな課題と言えます。Takeda Chair in Global Child Healthは、ロンドン大学衛生熱帯医学大学院(LSHTM)において初となる企業の全面的支援による寄付講座の教授職であり、ワクチン、新生児ケア、栄養失調、感染症の診断・治療などを含む革新的な研究を通して、新進気鋭の研究者を子どもの生存と健康に精通するリーダーとして育成します。さらに研究、公共政策、及び医療供給の間に存在する隔たりを埋めることで、世界中の子どもたちの健康に恩恵をもたらすことを目指します。