略歴:ロンドン大学衛生熱帯医学大学院の教授であるピーター・ピオット博士は、1976年にザイールでエボラウイルスを共同発見、国連合同エイズ計画(UNAIDS)の設立など、多くの国際的および学術的フィールドで指導的な役割を担いました。2013年には野口英世アフリカ賞(医学研究分野)を受賞、2014年には米TIME誌の「今年の人(エボラと戦う人たち)」に選出され、グローバルヘルス会議でマヒドン皇太子賞(タイ)も受賞しました。これまで500を超える科学分野における記事を寄稿し、16冊もの著書を出版しています。