武田薬品工業株式会社
2011年から継続する支援活動の中で、私たちは、地域に寄り添う活動を通じて企業が担う災害支援のあり方を学び、被災者の「新たな暮らしの基盤づくりをサポート」することにフォーカスして支援しました。繰り返し被災地を訪問し、多くの声を聞くことで、時間の経過とともに変化するニーズに対応し、地域の自立を支援してきました。
タケダは、認定特定非営利活動法人 日本NPOセンターと協働し、被災地で活動するNPOが課題としていた、活動資金の助成、復興に関わるさまざまな社会課題を解決するための連携、リーダーの育成やスタッフの能力開発など、NPOの組織の基盤強化をサポートしました。
タケダは、防潮林の植樹をはじめ、被災地の暮らしに寄り添うボランティア活動を73回実施しました。
被災地の経済復興支援と震災の風化防止を目的とした企業内マルシェを実施、延べ14,000人*の従業員が参加しました。
長期的な支援の実現には、社内の理解も不可欠です。そこで、被災地の状況や各取り組みの進捗を紹介する社内フォーラムとCSR説明会をこれまでに101回開催しました。
これからもNPOをはじめ地域を支える団体との連携を通じて、「心の復興」を含むメンタルヘルス、NPOのネットワーク化、ならびに伝承活動を支援し、ウェルビーイングの観点から被災地支援活動を継続します。